EUに加入したばかりのスロベニアを舞台に、地方出身で首都リュブリャナの大学に通う23歳の女子大生娼婦サーシャが、金銭面でも仕事面でも次第に追い詰められていく姿を描いたヒューマンドラマ。
スロベニアの娼婦(Slovenian Girl)
2009年/90分
ジジヤマの評価
以下、なるべくネタバレしないように感想を書きます
↓↓↓
過度な期待は禁物。ダラダラぐったり観るにはいいかも。
ストーリーは、都会でいい暮らしをしたいと思うサーシャがお金のために体を売り、味をしめてマンションを買い、トラブルに巻き込まれて追い込まれ、人生破滅する寸前で故郷に帰る決心をする。可もなく不可もなく淡々と進んでいきます。
いや、ホンマに淡々淡々と、まぁそれが味があっていいんですけどね
ジャケットのイメージや、予告編のイメージで観るのはダメです。
Hなシーンとか、過激な演出はほとんどないです。娼婦業で下手うった女子大生が、夢見た都会での暮らしをあきらめて、故郷に帰って新たな暮らしをする決心をするという完全なヒューマンドラマです。あとアート的な作品でもないです。
ジャケットは、かなりアート作品なイメージですが・・・
日本人の生活環境を前提に観ると全然面白くないかも
スロベニアの娼婦というタイトルのとおり、舞台が混乱の続いたスベロニアなんですよね。先行きの見えない暮らしをしていると、ちょっとお金を稼ぐ味を知ってしまうと、この主人公のようになってしまう気持ちもわかります。マフィアに隠れて一人で娼婦業やるとか、そうとうタフですけどねwサーシャ
日本も先行き見えなくなってきてますけどねw
まとめ
そんなに期待してみなければ、いい感じの仕上がりの映画だと思います。映像の描写とかもジジヤマ好みの部分も多かったです。主人公のサーシャは最後までやられっぱなしでかわいそうですけどw(反撃とかないです)
ジジヤマは、二日酔いでチカラと気力がそこそこ抜けきってる時に見たので、テンションがマッチしていい感じで見れました。
エンディングに流れるフランクザッパの「ボビーブラウン」の曲が心地よく、この曲で最後に救われる感じの演出とかええですね。
↓公式予告動画 Slovenian Girl – Trailer Oficial Fênix Filmes
スロベニアの娼婦(Slovenian Girl)
2009年/90分
ジジヤマの評価